炊飯器の選び方の基準って?押さえておきたい機能をまとめて説明

炊飯器を買い直す時に結構悩んでしまうのが、最近の炊飯器は種類だけではなく様々な機能が搭載されていることですよね。便利なのは分かっていてもどの炊飯器が美味しく炊けるのかは中々分からなかったり

もします。

炊飯器を選ぶ基準として加熱方式がどのようなものなのかは知っておいた方が良いです。大きく分けると4通りの過熱方法があって、マイコン炊飯器、IH炊飯器、圧力IH炊飯器、ガス炊飯器と言ったものがありま

す。

マイコン炊飯器は最も定番も炊飯器で種類も多く、値段も安い物が多いのが特徴です。IH炊飯器は内釜全体で加熱する事で、より早く美味しく炊き上げることが出来ます。

IH炊飯器は特徴としてはお米に粒感がありしっかりとした食感になります。圧力IH炊飯器はお米に粘り気のあるもっちりとした食感のお米に炊きあがると言われています。

炊飯器の容量は大まかに分けると3合、5.5合、1升とありますが、炊飯器選びは人数に合った容量の物を買うようにしてください。余分な消費電力を使わないので電気代の節約にもなります。

目安ですが、1~3人ぐらいなら3合炊き、3~6人位になると5.5合炊き、5人以上になってくる場合は一升炊きが出来るものがおすすめです。

炊飯器は各メーカーで独自の技術があったりしますが、ほとんどのメーカーでも内釜は力を入れている場合も多いです。それだけご飯を美味しく炊き上げるには内釜が重要になってきます。

炊飯器の内釜は構造や素材の違いなどで主に分類されています。構造と素材が異なることで炊飯器にそれぞれお米の味や旨みが変わってきます。

内釜の構造は大きく分けると3通りの構造があります。厚釜と多層釜は定番ですし、中には真空釜という窯を採用している炊飯器もあります。

厚釜は名前の通り窯を厚くすることにより、必要な熱最後まで逃がさずに炊き上げることが出来ます。炊飯器の中では最も定番の窯になります。

多層釜は銅、金、ダイヤモンドを内釜に使うことにより、熱伝導効率をより効率よく高めることが出来ます。7層~9層位に層を重ね合わせいるので、高い熱伝導を実現する事が可能になりました。

真空釜は魔法瓶のように真空層があるので、熱が逃げにくいだけではなくより早く内部に伝えることが出来ます。厚釜や多層釜と比べると軽い物が多いので内釜の中では一番取り扱いやすかったりもします。

内釜の素材は大きく分けると4つの素材が使われている事が多いです。どの素材を採用するかによって、炊飯器自体の値段が大きく変わってきます。

鉄釜はステンレス内釜よりも発熱性が高く、より大きな火力で炊き上げることが実現できるようになりました。炊飯器の内釜の素材の中では最も定番です。

銅釜は釜全体を均等に早く加熱することが出来ます。熱伝導がとても高いのが特徴で、鉄釜の次に使われていることの多い素材です。

炭窯は遠赤外線が発生する事でむらなくお米を加熱することが実現できるようになりました。炭を使っているので熱伝導率も高いです。

土鍋は時間をかけて熱が伝わっていくので、お米を蒸らしながら炊き上げることが出来ます。蓄熱性も高いのでご飯が冷めにくいという特徴もあります。

最近の炊飯器は内釜洗米できる物も増えてきていますが、この時に内釜を長持ちさせるには洗米をする時に別の容器を使うことがおすすめです。

炊飯器は新しい物に買い替えてみると、炊きあがりのお米の味の違いに驚くことも多いです。ご飯はやっぱり毎日食べる物ですし、炊飯器選びは出来るだけ失敗のないようにしてくださいね。