空気清浄機はメーカーで搭載している機能などが異なります。採用している方式もそれぞれのメーカーで異なる場合も多いです。
空気清浄機には大きく分けるとファン式と二通りの集塵方式があります。全体的に見てみるとファン式を採用しているメーカーの方が多いです。
ファン式の空気清浄機は、ファンを回すことで部屋の空気を吸引して、集塵フィルターや脱臭フィルターを通して汚れや花粉などの物質を取り除きます。
ファン式の空気清浄機は、空気を吸引する能力とフィルターで性能が決まってきます。シャープやパナソニックなどの家電大手のメーカーでもファン式を採用していることが多いです。
電気集塵式の空気清浄機はファンで空気を吸引するだけではなく、電気を使用することでフィルターに汚れを吸着させることが可能になりました。
電気の力で空気を吸引することにより、空気清浄機では多かった目詰まりをしにくいので、集塵力が劣化しにくく長続きするのが特徴です。
電気集塵式を採用しているメーカーは、ダイキンやブルーエアなど空気清浄機などの家電をメインにしている会社が多いです。
空気清浄機にはフィルターのタイプにも種類があるのが特徴です。主にプレフィルター、集塵フィルター、脱臭フィルターを通して、吸引した空気の浄化を行っています。
プレフィルターはやや網目が粗めになっていることで、体毛やほこりの塊などの目に見える大きなゴミを取り除くことが出来ます。手軽に洗浄して再利用できるのが特徴です。
次に集塵フィルターはプレフィルターの網の目を通過してしまう細かい粉塵を取り除きます。
最近の空気清浄機では、集塵フィルターの中では効率の良いHEPAフィルターを採用しているモデルも多くなっています。
最後に脱臭フィルターは臭いの原因物質を吸着することで、使用している部屋の脱臭を行います。
再利用できる物も増えてきていますが、種類によっては洗浄できるものとそうでない物もあります。
再利用出来る脱臭フィルターを使用している場合でも、フィルターの寿命は大よそ集塵能力が半分程度になった位で、メーカーなどで基準が異なる場合も多いです。
パナソニックやダイキンなどのフィルターは定期的に手入れをしている場合だと、10年前後フィルターを変えなくても大丈夫な場合が多いです。
ブルーエアやカドーなどの高い洗浄能力が特徴ような物の場合だと、半年から1年程度でフィルターを交換することを推奨していることもあります。
空気清浄機にはイオンを放出する機能も搭載されていて、除菌や脱臭、ウイルスやカビなどを極力抑えたり空気清浄の補助をする効果があります。
メーカーによってイオンの種類が異なっているのが特徴で、代表的なものだと、シャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイー、ダイキンのアクティブプラズマイオンなどがあります。
空気清浄機はメーカーによって機能や特徴が異なることが多いです。使いたい部屋に合った機能を搭載しているメーカーの物を選ぶことが重要になってくるので、どのような物が良いのか事前に調べることはま
ずはしておいてください。