失敗してからでは遅い!後々損しない正しいエアコンの選び方

エアコンを買いたいと一言に言っても、色々と機種があったりして中々どれが取り付けたい部屋に合っているのか、分からないという人も多いと思います。

エアコンの大きく分けると4通りの種類があります。壁掛けや窓用のタイプは定番ですが、床置きタイプの物や業務用などの天井に埋め込まれるような物もあります。

家庭用で最も多くて定番なのが、壁掛け用のエアコンです。知っている人も多いと思いますが、壁掛けタイプのエアコンは室内機と室外機がセットになっています。

家庭用の次に普及しているのが、窓に設置する用のエアコンで、窓枠に設置する事で壁に穴を空ける必要がありません。器用な人だと自分で取り付ける事も可能です。

エアコンの購入を検討している際にまず確認をすることになるのが、設置する部屋の広さに適しているかどうかですが、エアコンの性能の表記には必ず畳数のめやすが載っています。

畳数の目安は「冷房:6~9畳」と表記されている場合が多いです。6と表記されているのが木造住宅の事で、9と表記されているのが鉄筋住宅での部屋の使用のこと表しています。

冷房よりも暖房で使用する方が適用する畳数が少なくなります。余裕をもってエアコンを選びたい場合は、暖房の場合の畳数を目安にすることをおすすめします。

性能表には畳数のめやすの隣に能力(kW)が表記されています。この能力の表記に下には「冷房能力」「暖房能力」の項目があります。

最高能力の数値が高くなると部屋を素早く冷暖房にすることが出来て、最低数値の数値が低くなるほど、より細かいエアコンの運転が出来るようになります。

畳数の目安が同じ物の場合になると、冷暖房の能力の数値に幅があるほどエアコンの能力が高いということになります。

エアコンは月々の電気代にもとても影響してくるので、省エネ性能に優れている物を選ぶことが重要になってきます。

能力だけ見ればいいという訳ではなく、エアコンは消費電力も確認して購入することになる家電です。最近のエアコンはとても省エネになってきています。

エアコンの省エネ性能を比較したい場合には、「省エネ基準達成率」や「エネルギー消費効率」などを確認する必要があります。

省エネ性能を知りたい時には省エネ基準達成率よりも、エネルギー消費効率の数値を調べておくと分かりやすいです。

エネルギー消費効率はAPFという冷暖房を現した数値で知ることが出来ます。一般的なエアコンのAPFの数値は5.0~7.0位といわれています。

エアコンには冷暖房と除湿の機能が備わっていますが、最近のエアコンは多機能化が進んでいてその他にも様々な機能があります。

センサー機能と空気洗浄はほとんどのエアコンで搭載されるようになってきますし、最近では除菌、脱臭や加湿といった空気清浄機に近いような機能も搭載されている物も多いです。

エアコン内のフィルターを自動的に掃除する機能が搭載されている物も多いですし、内部の抗菌やカビの繁殖を極力抑えることもできます。

エアコンを実際に取り付ける前には設置スペースの寸法やコンセントの電圧(V)やアンペア(A)などの確認は絶対にしておくようにしておいてください。室内機の下地補強が必要な場合もあります。

最近のエアコンは様々な機能が搭載されている物も多いですが、設置する部屋に必要な機能はちゃんと搭載されているか確認をすることが重要だと思います。